製品案内やサービス紹介撮影における撮影時間について

撮影時間は当然撮影する内容によって大きく変わります。移動が無い、カメラアングルも変わらない等単純なものであればスムーズですが以下の場合は余裕のあるスケジュールが必要です。

操作説明を撮る場合

例えばネジを締める。締め方、撮影するカメラの位置や角度、高さ。他に手の動きなど様々な内容があります。仮に手の動き1つでそのシーンは良くも悪くも見える為注意する所になります。

カメラ位置を変える撮影では移動、調整、光や音声のチェック、撮影する内容の動きをチェックする等その調整は時間がかかります。その為ある程度の長さが必要になります。

台詞やポージングがある

長い台詞を覚えてその場で対応する事は非常にハードルが高いです。その他に目線の動きも仕草の1つとして見る側にとっては気になる箇所になりますので更に難しくなります。その為ある程度長めに時間を用意する必要があります。

NGはある事を前提に撮影時間を計算しなければなりません。

確認作業に時間がかかる

細かく映像を見て確認する場合ですが、例えば電源ボタンを入れるシーンを撮影して、確認する場合撮影時間が30秒としても撮影+確認で1分以上の時間を要します。最低でも撮影時間の倍時間を要しますので、撮影時間の設定は当然撮影する内容(完成物)の倍では足りません。

このように撮影時間は皆さんが考えるより遙かに長い時間を要します。短い時間で撮る事は撮り忘れや意図しない構図による撮影になり、結果として使えない映像になる場合もあります。

その為撮影時間はコストですが同時に完成物の品質に直結しますのでしっかりと時間をかける事をお勧めします。